ビットコインアドレスとプライバシー

Bitcoinについて、備忘録。 にわか知識ですので、いろいろ間違ってたらすみません。

Bitcoinのプライバシー

Bitcoinのプライバシーってどうなの?
いろいろ情報見えちゃうの?

Bitcoinのプライバシーの問題

ビットコイントランザクションは、誰でも見ることができる。
ビットコインのブロックの情報
上記のサイトを見ると、送受信者のビットコインアドレスや金額が載っている。
ビットコインアドレスは、名義のようなもので、誰に送るかという情報です。
では、もしビットコインアドレスとそのアドレスが誰に結び付くかがわかってしまえば、その人のビットコインの送受信歴を調べられてしまうのか?
結論として、ビットコインアドレスを頻繁にトランザクションごとに変えていれば、トランザクションを追跡することはできない。

ビットコインアドレスの生成

ビットコインアドレスは、公開鍵から作成する。
そして、公開鍵は秘密鍵から作成される。

秘密鍵 ⇢ 公開鍵 ⇢ ビットコインアドレス

もちろんビットコインアドレスから公開鍵を、公開鍵から秘密鍵を逆算することはできない。

秘密鍵 ⇠✕ 公開鍵 ⇠✕ ビットコインアドレス

ビットコインアドレスを変えるためには、秘密鍵を複数持つ必要がある。
トランザクションごとにビットコインアドレスを変えるとすると、100回のトランザクションがあれば、100個の秘密鍵が必要です。
もし、どれか一つの秘密鍵でもなくせば、それに対応するトランザクションが自分のものであると証明できなくなる。

ビットコインアドレスを変えるごとに、秘密鍵を作成するのはあまりに不便であるため、多くのウォレットにはもっと簡単に秘密鍵を管理する仕組みがある。

決定性ウォレット

秘密鍵と「シード」で、無限に秘密鍵を作成できる。
そのため、秘密鍵と「シード」さえバックアップしておけば、今までに使用した秘密鍵を再生成することができる。

階層的決定性ウォレット

ルートシードさえあれば、無限に秘密鍵を作成できる。
秘密鍵から秘密鍵を作成できるため、複数のウォレットを持つ人などは、秘密鍵の使い分けもできて便利。